欅坂46の平手さん脱退 「今は話したいと思わない」

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 アイドルグループ欅坂46は23日、グループの中心的メンバーである平手友梨奈さん(18)が脱退すると発表した。

 平手さんは2015年のグループ結成時から活動し、これまでに発売したシングルCD8曲すべてでセンターポジションを務めた象徴的な存在。18年公開の映画「響―HIBIKI―」にも主演した。

 笑顔を振りまく従来のアイドル像とは一線を画し、物憂げで反逆的な雰囲気を持っていた平手さん。ダークでメッセージ性が強い楽曲と共に、欅坂46の最大の特徴とされてきた。17年のNHK紅白歌合戦で歌唱後、過呼吸のような症状を起こして倒れたが、昨年末の紅白では同じ曲を再び歌っていた。

 平手さんは同日夜のラジオ番組に出演し、脱退については「今は話したいと思わないので、いつか話したいと思った時に」などと語った。欅坂46の曲「黒い羊」を流した後に、涙ぐむような間があり「また来月、明るくお会いしましょう」と話した。

 また同日には、平手さんと同じく結成時から活動してきた織田奈那さん(21)と鈴本美愉さん(22)もグループを卒業、佐藤詩織さん(23)は一時活動休止すると発表した。

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