アイドルグループ、欅坂46が19日、初の東京ドーム単独公演を行った。
東京D公演は全国ツアーのフィナーレで、2015年8月の結成から4年1カ月で実現した大舞台。乃木坂46は6年3カ月で実現しており、坂道グループで最速記録だ。
キャプテンの菅井友香(23)は念願の大舞台に「いつも以上に緊張してしまって、初日はリップを塗りたいだけだったのに、有り余る力で開けちゃって本体が壊れちゃった」と照れ笑い。守屋茜(21)は「友香とは『いつか東京ドームに立てたらいいね』と話していた。立たせていただいて感無量です」。佐藤詩織(22)は結成時を振り返り、「こんなに大きな場所でライブができるとは思っていませんでした」と涙ぐんだ。
「サイレントマジョリティー」など2日間で10万人を魅了。右肘を負傷し、8月16日に開幕したツアーの序盤を休演していたエースの平手友梨奈(18)は大阪と福岡公演から一部のみの出演で合流したが、東京Dで完全復活を果たした。グランドピアノ上でソロでダンスを踊り、「不協和音」ではおなじみの決めぜりふ「僕は嫌だ」と絶叫し、持ち前の憑依型パフォーマンスで魅了。また、この日の最終日だけ、ラストは平手が主演映画「響-HIBIKI-」(18年公開)の主題歌だったソロ曲「角を曲がる」をセンターステージで披露し、ファンは大興奮。パフォーマンス後は「ありがとうございました」と深々とおじぎをして締めくくった。