W杯中継で活躍中の影山優佳、日向坂のライブ欠席へ「大きな音ある環境下での活動が難しい状況」

日向坂46影山優佳

日向坂46影山優佳(21)が2日、公式ブログを更新し、今月17、18日に東京・有明アリーナで開催されるクリスマスライブ「ひなくり2022」を欠席すると発表した。

「今月17日・18日に行われるひなくりを欠席させていただくことになりました」と報告。「小さい頃から耳の感覚が鋭く、大きい音に苦手意識があったのですが、1年ほど前からライブで苦しさを感じることやその程度が大きくなっていました」と明かし、「今回お医者さんからのアドバイスにより、ひなくりの出演を断念せざるを得なくなりました」と説明した。

「大好きな日向坂の大好きなライブを一員としてつくりたいという私の強い願いをスタッフさん方が汲んでくださって、曲数を制限したりイヤモニの音量を調節したりとたくさんご相談させていただきながら私の夢をつなげていただいていました」と告白。「しかしながら、持ち前の精神力やみなさまの応援からいただく絶大なパワーを持ってしても持ち堪えられなくなってしまい、これ以上ご心配をおかけすることはできないと思いました」と伝えた。

「ライブの影山優佳を見て、日向坂や私を好きになってくださった方がいらっしゃって、先のひなくりもとても楽しみにしてくださっていた方も多い中で、今回このような報告となってしまい申し訳ございません。ごめんなさい」と謝罪した。

さらに「『もうだめだなぁ』と思ったのは、実は1年以上前です」と打ち明けた。「ライブが好きだし日向坂が好きなので、メンバーやスタッフさんにバレないように歯を食いしばって食いしばって耐えてきて、でもだんだん隠せず心配をかけるようになってしまったのですが、その頃にちょうど同期や年上の後輩に甘えられるようになって、みんなに支えてもらってごまかしごまかしやってまいりました」と振り返った。

18年6月から20年5月まで、学業のため活動休止した。「私は休業中、大好きだった勉強を自身の体調に奪われてしまったことがあります。自分を形造っていたもの、自分を自分でいさせてくれるものを失った時ほど、怖いものはありませんでした」と明かし、「そんな過去の自分に微笑みかけるためにも、たくさんの人に微笑みの種を配るためにも、日向坂内外の活動で頑張ってグループの幅を広げていく自分をお見せしたいと意気込んでやってきました」とつづった。

「そして、また私の大好きなものが奪われることになりました」「こんなにも素敵で最高なこの場所に立つことすらできないのかと、正直しばらくは自分自身をコントロールできませんでした」と率直に明かした。その上で「今は、頑張ってきたことを受け止めてくださるみなさんがいて、自分は自分らしくあっていいんだと伝えてくださるみなさんがいて、運命的なタイミングでワールドカップやクイズ番組などの活動で充実した日々を過ごさせていただくことで私を保って生きられています。本当にありがとうございます」と感謝した。

今後については「ライブ以外の活動はこれまで通り全力で取り組ませていただきたいと思っております。ひなくり以降のライブ活動への参加についてはまだ未定でございますが、今はただただ自分を信じて、こんな自分を嫌いにならないで見捨てないで愛してあげることしかできません」とつづり、「私が私らしく頑張れる場所を自ら作り、たくさんの人に心を届けて、それが結果的に日向坂の素敵さを広められているような、そんな実りある活動ができるようより一層精進していきたいと思います」と伝えた。

グループの公式サイトでもあらためて欠席を発表。「コンサート等大きな音がある環境下での活動が難しい状況にあり、医師の診断におきましても、コンサートへの参加は控えるように指示がありました」などと説明された。