空を飛ぶ夢に向かうヒロインを描くNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(10月3日開始、月~土曜前8・0)の特別番組「もうすぐ!連続テレビ小説『舞いあがれ!』」が23日、放送され、長崎・五島列島の方言「およ~」「ばえ~」が紹介された。
祖母・祥子を演じる女優、高畑淳子は五島弁に初挑戦。「めっちゃくちゃ大変です!五島弁って。最初やった時は、これポルトガル語じゃないのっていうぐらい」と苦労を語り、「『そうだ、そうだ』っていうことを『およ、およ』って言うんですよ」と紹介した。
また、島の若者・山中さくらを演じるタレントで女優の長濱ねるは幼少期を五島列島で過ごした経験があるといい、「さくらちゃんが『ばえー』ってよく言うんですけど、驚いた時とか喜んでる時とかにばえーって言うんですけど。五島のロケの時に結構地元の人も皆さん『ばえー』とか普通におっしゃってたので、何か自分自身も懐かしい気持ちになりながら…どんどん五島弁が出ていく感覚がすごく心地よかったですね」と撮影を振り返り、「さくらは本当に明るくて元気で五島が大好きで、自分が元気に五島を明るくするぞっ、て思っているふうに感じて。何か演じる時はとにかく、まわりにエネルギーを与えられるような存在でいられたらいいなと思っています」と語った。そして「是非楽しみにしていてくださ〜い。見らんばよ~」とアピールした。
朝ドラ通算107作目となる今作は、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎の五島列島を舞台に、さまざまな困難に翻弄されながらも空を見上げて飛ぶことをあきらめないヒロインを描くオリジナル作品。女優の福原遥がヒロイン・舞を演じ、脚本はNHKドラマ「心の傷を癒すということ」の桑原亮子氏、語りは歌手、さだまさしが務める。主題歌はback number「アイラブユー」。