日向坂46佐々木久美、仲間とファン想いな“キャプテン”の魅力とバラエティでの活躍

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日向坂46のメンバーであり、キャプテンとしてグループをまとめる立場にある佐々木久美。バラエティ番組やモデルなど多岐にわたって注目を集める彼女について、本記事ではこれまでの活動を振り返りながら、キャプテンとしての一面とその活躍を探ってみたい。




佐々木は、けやき坂46(現在の日向坂46)の1期生として加入し、2018年にはキャプテンに就任。以降、日向坂46に改名した後も、キャプテンとして活動している。キャプテン就任当時のブログでは、「けやき坂に入るまでは誰かの後についていくような人間だった」としつつも、「自分らしく、理想のキャプテン像に近づいていけるように頑張っていきます!」と意気込みを語っていた。元々挨拶をしたり、ライブのMCを努めたりと、リーダー的なポジションを務めることが多かったので、キャプテン就任は誰もが納得だったのではないだろうか。



約4年もの間、キャプテンとしてグループのため、メンバーのために尽力してきた佐々木。メンバーの濱岸ひよりは、過去にラジオ番組で、ドラマで共演した櫻坂46の渡邉理佐に佐々木が「ひよたんをよろしくね」と連絡したというエピソードを話し、佐々木に感謝を述べていた。

この佐々木の行動にネット上では、「さすがキャプテン」「それは後輩たちから慕われるよね」「理想の上司すぎる」といった反響があり、佐々木が仲間想いなキャプテンである一面がうかがえる。



さらに、音楽番組に出演した際には、コロナ禍で2年間延期されていた日向坂46の全国ツアーが出演の前月に千秋楽を迎えたことを受けて、「本来ならば私たちが笑顔を届けるはずの立場なんですけれども」「ほんとに“おひさま”のみなさんからたくさんパワーをもらったツアーでした」とファンへの感謝も言葉に。また、メンバーの加藤史帆が、先日放送されたグループの冠番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京系)で佐々木のライブMCを称賛しており、その気持ちのこもったMCを聞いてファンが涙を流すこともあるというエピソードを明かしていた。メンバーだけでなく、ファンへの思いやりも欠かさないその姿勢もまた、佐々木がキャプテンとして慕われている理由なのかもしれない。



一方で佐々木といえば、バラエティでの活躍も顕著で、現在は『2分59秒』(テレビ朝日・Abema)でMCを務めるほか、多くのバラエティ番組に出演。過去のテレビ番組にVTR出演した佐々木は、他の出演者がギャグを披露すると、完璧に真似をして周囲を笑わせてみせたこともあった。

どんな場面でも即座に対応できるバラエティ力があるからこそ重宝され、活躍の場を増やしているのだろう。



しかし、バラエティでの立ち位置には悩みもあるそうで、「この私に任された意味ってなんだろうって毎週思いながら…」とある番組で打ち明けていたこともある。その一方で、過去に佐々木と共演経験のある東野幸治は、ラジオ番組で、「ほんまのアホにアホいじりなんかしません。佐々木さんが出来る子やからアホいじりができるんです」と、佐々木の“バラエティ力”を称賛していた。強い責任感を持ち、試行錯誤を繰り返して努力しているからこそ、共演者からも評価されているのではないだろうか。



日向坂46のキャプテンとして活動する傍ら、バラエティ番組での存在感を着実に高めつつある佐々木。

2022年3月には念願だった東京ドームでの公演が開催される予定となっており、佐々木も「ずっと夢見て歌を歌って来ました」とブログに思いを綴っていた。アイドルだけではなく、タレントとしても輝きを見せる佐々木の活躍に今年も注目していきたい。