大人に支配されるな…秋元康さんが欅坂46「サイレントマジョリティー」誕生の裏側語る
2021年3月18日 15時03分
音楽プロデューサー秋元康さん(62)が18日、NHK「ごごナマ」に生出演。自身がプロデュースしたアイドルグループ「欅坂46(現・櫻坂46)」のアイドルらしからぬ魅力を生かして出来上がったのが、デビュー曲「サイレントマジョリティー」だったと明かした。
一般的にアイドルというと、元気よくあいさつをする子達のイメージが強いが、欅坂46のオーディションで集まったメンバーは「アイドルのオーディションと思えないくらい笑わないし、こびないし…不思議な子たち」だった。
その意外性と魅力に着想を得て、現代の若者が親や教諭に言われた本意ではないことにも従ってしまう状況の中で「自分の意見を言ってもよいんだよっていうようなメッセージ」を発信できないかと考えたのが、デビュー曲「サイレントマジョリティー」が誕生するきっかけだったという。
「大人に支配されるな」という歌詞を作って歌わせているのは大人だという逆説を指摘する声も当時あったが、「僕が言ってるんじゃなくて、彼女たちの口から発したら、何が1番刺さるかなという作り方をしている」と解説。
シンガー・ソングライターと違って、自分の思いを歌詞に入れ込んで書くのではなく、あくまでも歌い手の視点で作詞していると極意を語った。
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