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岡田准一VS最恐の堤真一 平手友梨奈、安藤政信も登場 「ザ・ファブル」続編決定、来年公開

2020年8月19日 06時00分

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「ザ・ファブル 第二章」のキャストら。上段左から岡田准一、木村文乃、山本美月、中段左から堤真一、平手友梨奈、安藤政信、下段左から佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市

「ザ・ファブル 第二章」のキャストら。上段左から岡田准一、木村文乃、山本美月、中段左から堤真一、平手友梨奈、安藤政信、下段左から佐藤二朗、井之脇海、安田顕、佐藤浩市

 アイドルグループ「V6」の岡田准一(39)の主演で昨年6月に公開され、累計130万人を動員した大ヒット映画の続編となる「ザ・ファブル 第二章」(江口カン監督)が、来年に公開されることが決定した。手に汗握るアクションシーンとコミカル要素を織り交ぜた“笑撃作”で、前作の主要キャストに加えて堤真一(56)、平手友梨奈(19)、安藤政信(45)が新キャストとして参戦する。
 岡田が演じるのは、どんな相手も6秒以内に仕留める裏社会で伝説の殺し屋“ファブル”=通称アキラ。ボスの命令「誰も殺すな〈普通〉に暮らせ」を守り、木村文乃(32)が演じる相棒のヨウコときょうだいのふりをして平和に暮らしていた。
 そんな中、堤が演じる宇津帆(ウツボ)が最恐の男として立ちはだかる。表向きはNPO「子供を危険から守る会」代表だが、裏では緻密な計画で人を追い詰め、金をだまし取っては消す超危険人物。すご腕の殺し屋・鈴木(安藤)と組み、人々を恐怖に陥れる。
 堤は「ここまで振り切った悪党の役をやったことはなかったので、これは自分にとって大きな挑戦になると思いました。表の顔も裏の顔も両方とも自分にとっての正義だと思っている。そいつが世の中に普通に存在していることが一番怖いと考えて、この役を演じました」と語る。
 撮影は新型コロナウイルス感染拡大による中断をはさんで3月下旬から8月中旬に行われた。大きな見どころになりそうなのは、制御不能となり猛スピードで暴走する車を相手に、岡田が生身の体で危険なアクションに挑むシーンだ。
 岡田は「江口監督をはじめスタッフみんなで『チャレンジ!』を合言葉に一種の狂気を帯びた現場になったと思います。僕だけではなくカメラマンさんやスタッフもつられ、これは行けるか?無理か?など手探りで撮影したのも良い思い出です。現代物の日本エンタメアクションの枠を広げる良い映像が撮れていると思います」と自信をのぞかせた。
 続けて「今回アキラと対峙(たいじ)する宇津帆役を、キャリアの節目になる作品でご一緒させていただいてきた堤真一さんにご出演いただけたことにご縁を感じうれしく思っています。早く完成した新作を見ていただきたい! 原作ファンも映画ファンも期待してお待ちいただけるとうれしいです」と呼びかけている。

平手友梨奈は車いすの少女役

○…前作からおなじみの顔触れは、ほかにボス役の佐藤浩市(59)をはじめ、アキラが初めてのバイトを始めるデザイン会社の同僚・ミサキ役の山本美月(29)と社長役の佐藤二朗(51)、裏社会の組織でファブルの世話人を請け負う「真黒カンパニー」社長・海老原(えびはら)役の安田顕(46)、とその部下・クロ役の井之脇海(24)ら。
 新キャストの平手は、心を閉ざしたワケありの車いすの少女・ヒナコ役に挑戦。ヒナコはアキラにとって忘れられない過去のある事件でつながっているという。
 平手は「私で大丈夫だったかなという不安はまだありますが、出演されている皆さん、監督、スタッフの皆さんも、いい作品にしようという思いを強く感じたので私なりのヒナコを精いっぱい表現したつもりです」とアピールしている。

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